土地探し編

自分に合う土地はどんな土地?接道の違いで暮らしが変わる方位別の注意点前編

土地の購入を検討している人必見!

元住宅営業マンがおススメする各方位別接道の土地についてご案内致します。

宅地建物取引士のmizです。

今日は、土地がどの方位の接道に接しているかで変わる間取りの計画や、暮らし方の変化についてご案内致します。

前編の今回は一番ニーズが多いであろう、南側接道の土地についてご案内致します。

まず、南側接道の土地とはどのような土地かというと、南側に道路があり土地が接している土地のことです。

南側接道はどんな土地なの?

まずは、南側接道を購入するメリットのご紹介です。

1,何といっても南側が開けているため、日当たりが良く開放感にあふれている事!

2,お庭のスペースと駐車場のスペースの計画が立てやすい事!

3,日当たりのよいスペースにLDKの計画がしやすく明るいリビングが実現できる事!

4,日当たりが良いので、自宅で育てる花や樹木、野菜の育ちが良くガーデニングを楽しめる事!

など、太陽の恩恵を多く受ける事ができます。明るいリビングで暮らしたい!自宅で家庭菜園を楽しみたい!という方は、南側接道の物件を探すと理想の暮らしが実現できるかもしれませんね。

南側接道のデメリットは?

では、デメリットはどんな事があるのでしょうか?

1,リビングなどの居住空間と道路の距離が近くなりプライバシーが守りにくくなる。

2,他の接道要件の土地と比べると坪単価が高い

上記2点があげられるかと思います。

周辺環境にもよるかと思いますが、人通りの多い南側道路に面した物件では、居住空間が常に人目に晒されるので、プライバシーを守る対策が必要になってきます。

デメリットを少なくする対策は?

プライバシーを守る方法として。大前提になってくるのが周辺環境を考慮した間取りの設計です。

日当たり、住む人の暮らしやすさ、窓の位置、隣の家との関係などをしっかり考慮してプランニングを行い、設計する事が大切です。

先ほどデメリットで上げたプライバシーの面も、間取りの設計で解消できる事は多くあるかと思います。

間取りでは解決できない問題は、インテリア、エクステリアでカバーしていきます。

解決方法として、例えばレースカーテンはミラータイプを採用して外から見えないようにする事や、窓ガラスをカスミ仕様に変更する事等、対策事で日中は外からの視線を気にせず太陽の光を多く取り込む事ができます。

こちらは、そこまで大きな費用は掛かりません。

それでも気になる方は、エクステリア計画でカバーする事を検討されてみてください。

具体的な方法としては、外からの視線を遮りたい箇所に目隠し用のスクリーンを計画する事です。

この対策を行う事で周りの目を気にする事なく、プライバシーを守りながらお家時間を楽しむ事ができます。

素材もステンレス、FRP、木材など多岐にわたりあなたの好みのフェンスに出会えるはずです。

ただ、近年エクステリアブームということもあり、フェンスなどの商材もどんどん値上がりしています。

また、施工する職人不足で人件費も高騰していっており、イニシャルコストが大きくかかるのがフェンスを作るうえで大きなネックになってくると思います。

最近ではDIYブームもあり、フェンスを日曜大工で作る方もいらっしゃいます。

YouTubeなどに施工している動画がありますので、ご興味がある方は作ってみるのもいいのではないでしょうか。

目隠し工事を行うほどお金をかけたくない方は、気になる箇所に樹木を植えてみてはいかがでしょうか?

樹木を計画する場合、冬になると葉っぱが落ちてしまい丸見えになるといけないので、常緑樹で目詰まりのよいものをお選びいただくようご注意ください。

花が咲くものもありますので季節の移ろいを感じる事が出来、暮らしが豊かになります。

まとめ

今回の(本当に自分に合う土地はどういう土地?接道の違いで暮らしが変わる!各方位別の注意点 前編)では南側接道の土地についてのご案内でした。

南側接道で計画を行う場合のご参考にしていただけると幸いです。

次回は、本当に自分に合う土地はどういう土地?接道の違いで暮らし方が変わる!各方位別の注意点 中編 をお送りいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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